ソフトダーツのティップ規格は2BA、No.5、4BAの3種類!バレルを買うときに間違えると付けれないので気をつけよう。

ティップの規格

バレルを買うときに注意しなければいけないポイントの1つにティップの規格があります。

 

ティップとはソフロダーツの先端に取り付ける、ダーツボードに刺さる部分です。

ダーツショップやダーツバーでバレルを購入するときは初めてだと相談すれば店員さんが教えてくれますが、インターネットやドンキホーテなどで購入するときに知らないと大変なことになります。

企画は3種類のみなのでしっかり覚えて自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

初心者は迷ったら2BAをおすすめします。世の中の多くのソフトダーツは2BAです!

ティップの規格とは?

ソフトダーツのバレルには「2BA」、「4BA」、「No.5」3つの規格があります。

この規格というのは、”ダーツの先端に取り付けるティップの規格“となります。つまり、ソフトダーツにおいては3種類の口径の違うティップが使われているということです。バレルを買うときにこの規格を意識して買わないで間違えてしまうと違う規格のティップは取り付けることができませんので気をつけましょう。

※この規格は“バレルのティップ側のみ”になります。シャフト側はどの規格においても2BAとなります。このため、この記事においてはわかりやすいようバレルの規格ではなくティップの規格と表現しています。

 

それぞれの規格についての特徴を簡単に説明します。

2BA

世の中にあるソフトダーツの多くはこの2BA規格となっています。

嘘か本当か90%以上は2BA規格とも言われています。つまり最もメジャーであり一般的な規格は2BAということです。基本的な規格なので特に大きなデメリットはなく、この規格を元に重要なところを特化させたのが4BAやNo.5といった規格になります。このため、初心者で特にこだわりがなく迷った場合は2BAを勧めます。

▼2BAのメリット

  • 多くのショップやダーツバー、投げ場にティップが売っている。
  • ティップの値段が安い。
  • 他の規格に比べて太めなので折れにくい。
  • シャフトと同規格なのでバレルの逆付けができる。

▼2BAのデメリット

  • 他の規格に比べて太めなのでグルーピングで若干不利になる。

4BA

4BAは逆ネジとなった規格でバレルにネジ山、ティップに穴が開いた形状となっています。メーカーによって違う名称で呼ばれていることがあり、DMCはアキュート(acute)、Monsterはスリーク(SLEEK)などと呼ばれますがどちらも規格としては4BAになります。

バレル側にネジ山があるということは、セッティングするとティップの中にバレルの一部(ネジ山)があるということ。ティップの素材よりもバレルの素材(主にタングステン)の方がもちろん重いため、先端の方までバレルが入っているということはその分、前重心になるということです。2BA、No.5では実現できないほどの前重心を実現できるのが4BAです。

▼4BAのメリット

  • ハードダーツに近い前重心を実現できる。
  • 先端が細いため、2BAよりもグルーピングで有利になる。

▼4BAのデメリット

  • 2BAと比べて細い分折れやすい。
  • 使っているプレイヤーが少ないため、小さめな投げ場だとティップが売っていない。
  • ティップの値段が高い。

No.5

No.5は2BAよりも口径が細くなっているティップです。

形状は2BAと同じくティップにネジ山、バレルに穴が空いています。このため、4BAに比べると若干重心は後ろ気味になります。1番のメリットは4BAと同じく、先端が細くなっているため、2BAに比べてグルーピングが有利になります。

4BAよりは多くの種類が販売されていますが2BAと比べると少ないです。ただし、グルーピングを気にして使用するプロプレイヤーが多くおり、プロプレイヤー以外でも好んで使う上級者の多い規格です。

▼4BAのメリット

  • 先端が細いため、2BAよりもグルーピングで有利になる。

▼4BAのデメリット

  • 2BAと比べて細い分折れやすい。
  • 使っているプレイヤーが少ないため、小さめな投げ場だとティップが売っていない。
  • ティップの値段が高い。

 

ダーツバーやショップなどティップが置いてある可能性は2BA > No.5 > 4BAとなっており、No.5と4BAはどちらもおいていない店は多いですが、4BAの方がより置いていない、手に入りづらい状況となっています。また値段も同様に2BA > No.5 > 4BAとなっており、例えばL-STYLEのリップポイントで比較すると2BA:450円、No.5:600円、4BA:630円となります。

 

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まとめ

ソフトダーツの規格はここで紹介した2BA、No.5、4BAが現在主流となっており、特に2BAが最も使われています。正確にはさらにハウスダーツ用の規格がありますが、一般に広く市販されているマイダーツ用のバレルとしてはハウスダーツ用の規格が合うものはありませんので、ダーツバーやダーツショップを開きたい人以外は気にする必要はないと思います。

最初にも記載しましたが、上記のメリット・デメリットから初心者は迷ったら2BA規格をお勧めします。始めたばかりは4BA、No.5の利点であるグルーピングを意識するには早いですし、落としたりするので4BAやNo.5のティップだと消耗して費用がかさみます。

 

初心者は迷ったら2BAをおすすめします。世の中の多くのソフトダーツは2BAです!

 

おまけ:2BA、4BA、No.5の比率について

2BA、4BA、No.5のバレルの比率についてですが、エスダーツ、ダーツハイブの販売バレル数を見てみると以下のようになっていました。(2020/04/29現在)

 

▼エスダーツ

2BA:1517種類、4BA:84種類、No.5:112種類

▼ダーツハイブ

2BA:1246種類、4BA:24種類、No.5:72種類

 

上記の結果からも2BAが90%以上を占めていると言われるのもわかりますね。正確には限定パッケージは2BAで出やすかったり、ある程度のプレイヤーがマイダーツとしてあまり選ばないブラスダーツが2BAには含まれていたりと単純に比較はできませんが、それでも圧倒的に2BAが多いことがわかります。

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