【初心者向け】ダーツボードの得点について

ダーツボードの特典

ダーツを始めるにあたって、まず覚えることの一つがダーツボードの得点です。

ダーツボードの得点はルールに従って上記画像のように決まっています。各セグメントに得点は記載ありませんが、得点エリアの外などに基準となる得点が記載されているので、すべて覚えなくてもいくつかのルールを覚えると把握できますのでまずはルールを覚えましょう。

ルール1:基本は外周に書かれた得点

ほぼすべてのダーツボードは下記画像のように外周に基準となる得点が記載されています。

[ダーツボード]

この並びは決められており、中央上の20から時計回りに1、18、4、13、6、10、15、2、17、3、19、7、16、8、11、14、9、12、5となっています。この数字の並びはダーツボードを作っているメーカーによる差はなく、またソフトダーツとハードダーツ(スティールダーツ)も関係なく共通となっています。

 

ダーツボードの放射状に広がっている得点は、この数字が基本となります。

ダーツボードの盤面における広い部分2箇所(最初の画像の白い部分)は、シングルと呼ばれこの外周に書かれている得点そのままになります。

ルール2:得点エリアの一番外側の狭いエリアはダブル(2倍)

得点エリアのもっとも外側にあるのがダブルになります。

一番上の画像では青い部分になります。このエリアは、ルール1で紹介した基本となる数字の得点が2倍になります。15であれば30、5であれば10といったようになります。

 

クリケットにおいては、シングル2本分の扱いとなり、オープン前やクローズで狙う際は2マークになります。加点するときも2本分(ダブル)となります。

ルール3:内側の狭いエリアはトリプル(3倍)

得点エリアのブル(中央)とダブルエリアの中間あたりにある狭いエリアがトリプルになります。

一番上の画像では黄色い部分になります。このエリアは、ルール1で紹介した基本となる数字の得点が3倍になります。15であれば45、5であれば15といったようになります。

 

このため、20のトリプルは60点で最高点となります。

ダーツボードの中心(インブル)は50点となります。初心者の方は中心が一番高いと思いがちですが、ダーツにおける最高点は20のトリプルとなります。他にも19のトリプル=57、18のトリプル=54、17のトリプル=51が中心よりも高い得点となります。

 

クリケットにおいては、シングル3本分の扱いとなり、オープン前やクローズで狙う際は3マークになります。加点するときも3本分(トリプル)となります。

ルール4:中心はゲームと設定によって25点か50点が決まる

ダーツボードの中心をブルと言います。一番上の画像において、赤い部分をシングルブル(アウターブル)、黒い部分をダブルブル(インブル)と言います。

 

通常の501や701の01ゲームにおいては、シングルブルもダブルブルも50点で同一となります。このため、特に気にすることなくブルを狙ってゲームを進めていきます。シングルブルもダブルブルも同一点でやることをファットブルと言います。

これに対して、クリケットゲームなどは、シングルブルとダブルブルで得点が異なります。マーク数も異なっており、名称の通り、シングルブルは1本(シングル)、ダブルブルは2本(ダブル)となります。得点は1本あたり25点となり、ダブルブルなら2本分の50点となります。このようにシングルブルとダブルブルで異なる場合をセパブル(セパレートブル)と言います。

 

また01ゲームはファットブルと説明しましたが、設定を変更してセパレートブルとすることもできます。つまり、01ゲームにおいてシングルブルでは25点にしかならないというケースです。上級者やプロの試合においてセパブルの01ゲームは行われることが多いです。通常のファットブルとも狙いなどの戦略が変わってきます。

 

ただし、最初のうちは01ゲームはファットブルが基本となりますのでシングルブルもダブルブルも関係ないと思って大丈夫です。

まとめ

  • 放射状の外側の狭いエリアはダブルで得点2倍
  • 放射状の内側の狭いエリアはトリプルで得点3倍
  • 放射状の広いエリアはシングルで記載された得点通り
  • 01ゲームはシングルブルとダブルブルの得点は同じ(ひとまず初心者の間は)
  • クリケットはシングルブルは1マーク25点、ダブルブルは2マーク50点

 

 

タイトルとURLをコピーしました